野村総合研究所(NRI)

Members 転職者メッセージ

ITサービスマネージャ IT Service Manager

2019年キャリア入社 立川 徹

勤続17年。
新たな挑戦の機会を求めNRIへ。

私がNRIへ転職したのは2019年です。前職は商社系のIT企業で17年勤務しました。システム基盤や監視・バックアップなどを行う運用ツールの設計、構築、運用を一気通貫で担当し、またその仕組みを外販する仕事にも従事しました。

転職を決意したのは、パブリッククラウドなどの台頭によるビジネスの変化に追従するためには、これまでの経験だけでは限界があると感じ、環境を大きく変える必要があると考えた為です。また、年齢的にも他の会社へ挑戦する最後の機会だと思いました。

次のステージとして希望したのは、自身が経験してきたシステム基盤の構築経験や、運用に関する知見を活かせる日系企業でした。その点で自社にて運用ツールを開発しており、会社やお客様の規模も大きく、技術を重視するカルチャーにも共感できたため、NRIで新たな挑戦をすることにしました。

一連の工程を一気通貫で担当し、
お客様に貢献する「やりがい」。

NRI入社後は前職の経験も活かし、システム運用に関わる要件定義から設計、開発、維持管理までを一貫して担当するITサービスマネージャとして働いています。現在は、全国に展開する金融系のお客様のシステム運用をアウトソースする案件において、顧客窓口を担い、運用ツールを開発するチームと連携しながら推進しています。前職で運用ツールの構築経験があったため、スムーズに業務を開始することができました。また、顧客対応も外販の経験があり、お客様の目線に合わせて分かりやすく説明するスキルが活かせています。

先日、システム切替えの瞬間に立ち会い、身近な社会インフラを担当しているのを実感し、ノントラブルで遂行できたことにお客様から感謝の言葉をいただけました。ミッションクリティカルな大規模サービスであるため、大きな責任とともに、社会に貢献しているやりがいも感じました。

また、上記の業務と並行して「運用サービス拡大検討タスクフォース」という本部横断型のプロジェクトにも携わっています。今後の新たな運用サービスの在り方を検討し、ツール、体制含め整理する活動です。運用サービスの開発、運用、顧客対応を担当する各部署から一名ずつで構成されており、私は社内にしがらみがなく、前職の知見も発揮して欲しいと期待され、入社して間もないにも関わらず参加することになりました。現状は社内の既存サービスに関するヒアリングや競合調査などを行い、議論して計画を練っている段階です。新サービスを構想する困難さや、他に担当しているテーマとの両立など課題もありますが、前職では事業の戦略や計画を検討する機会は少なかったので、今までにないやりがいもありますし、自由に意見を言える環境があることにも満足しています。

自らの成長を「刺激」する、
「衝撃的」な同僚たちとの出会い。

NRIに入社して、社員の学びに対する姿勢や努力に大きな刺激を受けました。システム全体や基盤、運用に関する知識はもちろん、資料の作成もうまく、相手の反応を見て足りない部分はその場でホワイトボードを使って説明するなど、コミュニケーション能力の高さにも驚きました。NRIで働く中で、社員がそのレベルを維持し、向上させるために各種研修や資格取得支援の仕組み、お互いを高めあう組織風土があるのもこの会社の特徴だと思いました。

研修においては技術やコミュニケーション、顧客提案資料作成など、若手社員だけではなく中堅社員や管理職向けのポジションに合わせたメニューが用意されていますし、興味を持った分野の研修受講も推奨されています。さらに、プロジェクトにおいても提案資料や設計書などに対して、かなり細かくレビューする体制で進めており、部長クラスも参加して厳しくも参考になるアドバイスや、技術面での指摘を受けることもあり、安心して働けています。

今後、私自身は検討中の次世代の運用サービスが具体化したら、実際に手を動かして作っていく部分にも関わっていきたいと思っています。やはり、自分で手を動かして設計構築しないと言葉に説得力がなくなってしまうので、現在取り組んでいる業務を継続しながら両立していきたいです。そして、NRIのお互いが学び刺激しあえる環境で切磋琢磨していくことで、40代からでもさらに成長できることも証明していきたいと思っています。

※内容はインタビュー当時のものです。